だけど今日は ほんのちょっと様子が違った。 「ホミ」 教室の入り口に、背の高い影。 私のほうに、軽く手招きしてる。 「あれ? 遼太郎……」 「バカ。渋谷先輩、だろ」 駆け寄った私の額をコツンとこづく。 この人は、渋谷遼太郎。 私の幼馴染。