私が思わず叫ぶと
キョーヤは凶暴な顔つきで怒鳴る。
「お前はあれもイヤこれもイヤ言うんじゃねえ!
おとなしく言うこと聞きやがれ!」
「ひゃっ!」
こ、こ、こ、こ、
怖い!!!
肩をすくめた私へ、フォローするようにkが言う。
「まーまー。分かってやれよ。
こういうのが、キョーヤなりの優しさなんだって」
う、うそよ!
こんなおっかない優しさあるわけない!!
「こないだまで普通にやってたホミちゃんに
こんなこと言うの酷だけど
何が起こるか分からない以上
俺たちのそばにはいたほうがいい
深入りしたくないなら、そのあたりはちゃんと配慮するから」
ジョシュアが、落ち着いた声で諭すように言う。
「……ちっ」
何故かシンが、舌打ちをする。
