「そんなの……別に平気だよ。 私がフツーにしてれば何事もないってば 大げさだよ」 「だめだ」 キョーヤの返事はつめたくて、かたい。 「で、でも! 『マスコット』ってそんなの…… まるで愛玩動物みたい!」 「じゃ、俺の女ってことにするか? そっちの方がよっぽど安全だけど?」 キョーヤのそんな提案に ひゅー、とkが口笛を吹いた。 「そ、そ、それはもっと嫌!」