グラウンドに落ちる汗

「杏ちゃん…って呼んでいいかな…?」




その大きな瞳はまっすぐ私をみた。




「うん。いいよ。じゃあー…みちゅ!道川だから、みちゅ!」




ふいんきもぴったし!と杏ちゃんは私にあだ名をつけてくれた。




「ありがとうっ!よろしくね!」