王子様たちのひまつぶしっ!?ー改善編ー

ドンドンドンドンッと乱暴に扉を叩く音が聞こえてきた。


…うーん。インターホンとノックという常識手段を使わないあたり、用件はあまり快いものではないのだろう。


最も、私の予感が正しければ、心当たりは1つしかない。


いや、当たってほしくはないけど。


私の思い過ごしであってほしいけど。


しかしそんな私の淡い期待なんて、次の瞬間、ぼろっかすに砕けちって。


「オラァっ金返せっ」


やっぱり。


借金取りだ。


…と、まぁ、そんなわけで今に当たる。と言うわけ。

って、そんなこといってる場合じゃない!


ど、どどどどど、どうしたらいいの!!??


「宮崎さーん!いるのは分かってるんだけどー」


さっきとは別の男の人の声がする。仮にさっきの人をNo.1として、今の人をNo.2としよう。


「ねぇ、いるんでしょー?」


いません、いません。


私は今空気です。


酸素です。


アイアム・空気。


「出てきてよー」


この人はNo.3。