王子様たちのひまつぶしっ!?ー改善編ー

特にパッともしない、普通の一軒家の二階建て。


私は肩にかけていた鞄を下ろし、中から鍵を取り出す。


それを鍵穴に差し込み、ゆっくりとドアノブを回した。


「ただいまー」


靴を脱いで、薄暗い廊下をペタペタと歩く。


ちなみに私の家には父親しかいない。


お母さんは私が小さい頃に亡くなって、それからお父さんが私を育ててくれていた。


お父さんは普通のサラリーマンで、決して裕福ではないけど、結構今の生活に不満を持ったりはしていない。