王子様たちのひまつぶしっ!?ー改善編ー

もうダメだ…


そう諦めかけて、ふっと力を抜きかけた時。


「嫌がる女の子を無理やり…っていうのは、感心しないなぁ」


No.1…違う。2でも3でもない、新しい声が、廊下から聞こえてきた。


一瞬また四人目が来たのかと思ったけど、男の人たちまで状況が掴めていないのか、キョロキョロと周りを見回している。


「誰だてめぇっ」


やがて、イライラしていたのか、No.1が怒鳴った。

「僕ぅ~?僕はねぇ~、追川凪(おいかわ なぎ)~」

一同ポカン。


明らかにさっきとは違う声の男の子の声がした。


いや、男の子なのか分かんない。


甘ったるい声。


「…凪、お前には聞いてないと思う」


「凪も、俊も、お邪魔しますぐらいいいなよ?人ん家なんだから」


次々と聞こえてくる、男の子たちの声。


な、なななな何だ?


そこで、廊下からやっと1人、顔を出した。