だからどうか。 君はいつまでも私の道標であって欲しい。 私という人を形作る、唯一の道でいてほしい。 -ポツリ、と一粒の涙が零れた。 桜の花弁も哀愁を纏いながら零れ落ちた。 それはまるで君の姿を見ているかのようで、私の目からはさらに沢山の涙が零れ落ちていく。