トライアングル

「もう鈴、上行こうぜ」


「最初のとこ?」


「それだけ滑れれば、大丈夫だって」



ちょっと無理矢理リフトに乗せられた。



乗った瞬間肩を抱かれて…



「鈴…すげぇー好き

この気持ちが落ち着くことあんのかな?

好き過ぎて恐い…」


「鈴も大好きだよ…

一緒だから大丈夫…」



直がにやっと笑って顔を近づけてきて…


唇を塞がれた…


離れては塞がれ、腰を引き寄せられて


甘い甘いキス…



直の気持ちが身体全体から伝わってくる…


私もそれに答えられているかな?