トライアングル

「なっ!?」


淳の方を見ると、優しく微笑んでいた。


「やっとこっち向いたな」


「……そろそろ直来るかな?」


「話反らしたな」


「へへっ!!淳…私は直を裏切らないし

直が1番好きだからね」


「分かってるって。

意地悪して、ごめん」



リフトを降りて、滑っていると直が後ろから

かっこよく滑ってきて、私の前で止まった!



「よー浮気女!!

上達したか?」


「え?」



私が焦って、直の顔を見ると怖い顔した

直がいた…



見られてた?


どこを?




「じゃあー俺、滑ってこよー」



しかも、淳は逃げた!!