あの後、直とは少し気まずい…

普通にしよーと思ってるんだけど

どーしても、意識してる自分がいて

空回りしてしまう





そして、あっと言う間に


修学旅行の朝になりました!




「いい天気〜」


朝から快晴!


晴れてると、気分も上がってくるから


この調子で、直のこと迎えに行って


気まずさ、回避しないと!!




ピンポーン!



ガチャ!



はい、今日も不機嫌な直…登場!



「おはよ!修学旅行日和だね〜」


「何だよ、それ。小学生かっ」


直は、プッと吹き出して笑った


やっぱ、直とはこーじゃないとねー


気まずいのは、似合わないよ!



「忘れ物ない?」


「大丈夫だって。鈴、おばさんみたい!」


「何だとーーーーー」




直の背中をバシバシ叩いた。



「いてーよ!本気でやるなって」


「ごめんごめん」


「気持ちがこもってねーな」


「そんなことないって」


「じゃあ今夜、部屋抜けてデートすんの

で許してやるよ」


「え?…デート???」




私の声は裏返った…