いや、きっと違う 彼の離れた心が透けて見えていただろう それに気づいて またわたしは傷ついていただろう そして彼にその疑問を問いただせず 段々と大きくなる不安を胸に抱え 彼に空港まで送られて 笑顔でさよならするのだ まるで何事もなかったかのように