貴方に夢を。私に心を。


「屋上でも行くか〜?」



ユキヤくんが何もなかったように提案する。



「早く行くぞ。」



ケイくんがいつも通り指示する。



「ユズちゃんも行くでしょぉー?」



「え、あ。…うん。」



レイちゃんが悪いんだからいいよね?



そう思って皆が出て行くのについて行く。



出て行く直前、チラッとレイちゃんを見るとその表情は…。



まるで今にも泣きそうで寂しそうに微笑んでいた…。



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