でも、すぐに笑いかけてくれる。 「早かったわね。柚。」 優しく労ってくれた。 嬉しいなー! って、そんな場合じゃなーい‼︎ 「ね、ねえ!レイちゃん、資料知らない??」 「え?」 「だから、親睦会の資料!」 キョトンとする顔を見て知らないらしいと肩を落とす。 その時、 「ねえ、本当の事、言ったら?」 後ろからアオイくんの声が聞こえた。 「…え?」 「だって、おかしいでしょ?」 …何が?