貴方に夢を。私に心を。


なんか、こっちが癒されるんだよなぁー。



ーガチャ。



不意に部屋に無数にある扉の一つが開いた。



そこに目を向けると立っていたのはレーちゃん。



そして、その手には…。



お菓子とティーカップ?



なんで、急に?



レーちゃんは僕の方を見るとこっちに向かって歩いて来た。



「隣、いい?」



「う、うん…。」



返事を返すととっても優雅な動作でソファーに腰掛けた。