貴方に夢を。私に心を。

〜麗華side〜

「じゃあ、まずは柚からお願い出来る?」



隣に座る柚に声を掛ける。



「うん!わかった!」



ニコニコしながら頷く柚は小学生の様でどことなく微笑ましかった。



「えーと、一年生の橋下 柚です!ドジしないように頑張ります‼︎」



ふふっ。可愛いわね。



「プッ。」と噴き出す声が聞こえたけど、ここは無視。



「じゃあ、次は僕ぅー♪」



手を挙げたのは、柚の隣に座ってた子。