貴方に夢を。私に心を。


「……あか「柚。」」



茜は、私の言葉を遮って真っ直ぐ私を見た。



「……な、に…。」



直感的に聞いてはいけないと思った。



聞いてしまったら、戻れなくなると私の本能が告げていた。



「もう、関わらないで。」



幻聴かと、思った。



タチの悪い冗談かと思った。



思いたかった。



「……茜、何言ってるの?」



震える声で言葉を紡ぎ出す。



それを一蹴するように、茜は鼻で笑った。