貴方に夢を。私に心を。


この子達は、“私を”いじめたい訳じゃない。



ストレスのはけ口が欲しいんだ。



だから、人の痛みを考えずにここまでできるんだ。



私をただの“物”だと思ってるから。



また、気絶するまでこのままなんだろうな。と思った時。



「柚ー!どこに居るのー?」



茜の声が響いた。



「うわっ、佐伯じゃん!」



「今日は居ないんじゃなかったの⁉︎」



「そんなの知らないよ!もう、行こ!」



バタバタと駆けていく数人の女の子。