貴方に夢を。私に心を。


きっと、私はひどい格好なんだろうな…。



膝には、すり傷。



服と髪は、びしょ濡れ。



顔だって、情けない表情をしてるんだろう。



「……よび…だ…され、て……。」



我ながら、ボロボロの言葉。



でも、茜は私に近づくとキツく抱きしめた。



自分が汚れることも厭わずに。



「………そっか…。分かったよ。頑張ったね…。」



それだけで分かってくれた…。



「あたしが居なかったから…。ごめん、ごめんね……。」