で、コレが何?



うん、もしかしてプレゼントがこの冊子?



ありえなくない?



「…だから?…」



洋平が私に挑戦的な目を向ける。



「だから、この高校入るか〜ってな。」



ーふふっ



笑いがこみ上げてくる。



ねえ私、これでも多少は貴方の事、知ってるのよ?



こんな顔を貴方が見せるのは、何か面白いことが起こる時。



そうでしょう?



あぁ、楽しくて仕方ない。



「……ええ、入るわ。」