貴方に夢を。私に心を。


小さく蹲るその背は私の知らないその人を見ているよう。



なんとなく、苦しくなった。



「どうしたの?………………柚……。」



いつもウサギみたいなこの子はいつもと違った。



なんだか柚のふわふわしてるイメージとは、かけ離れていて……。



とても、冷たかった。



「レイちゃんこそどうしたの?」



無理に笑おうとする柚。



それを見て、彼女に近づく。



「……別に、笑わなくてもいいのよ。」



安心させるように柚に笑った。