貴方に夢を。私に心を。


その景色は、綺麗で切なかった。



ゆらゆら揺れる夕日は儚くて……。



周りには、もう私達以外の人間はいない。



それがより一層、切なさを引き立てた。



皆がこっちに来たのを見て、更衣室に向かう。



柚のはしゃいだ声を聞きながら、着替えた。



とっても、楽しかったらしい。



でも、私は視線を感じ過ぎてそれどころではなかった。



「じゃあ、柚。今度は私達だけで来ましょう。」