貴方に夢を。私に心を。


「いや、違うでしょ。柚ちゃんは可愛いで合ってるけど、麗華ちゃんはどう考えても綺麗だよ。」



私もそう思う。



自分が綺麗だとは思わないけれど、可愛いでは絶対にない。



「てか、麗華〜。お前、ホントに高校生か〜?」



雪夜が本気ではない口調で聞いてくる。



それにわざとらしく少し眉根を寄せて聞き返す。



「そんなに老けて見えるのかしら?」



雪夜はそれに笑って、私の耳元に顔を近づけた。



「そんな誘うような体でよく言うよ。」



いつもと違う口調でさらりと甘い言葉を囁く。