貴方に夢を。私に心を。


でも、どこにも見当たらない。



皆はどこへ?



1つの女子の塊が目に入り、嫌な予感がする。



「もしかして…。」



柚も気付いたようだ。



ハアと1つ溜息を零し、その集団に近づく。



「ちょっと、行かせてくれない?」



そう呼びかけるとさっきまで、うるさかった女子が一気に静かになる。



そして、私達の前に道を作ってくれた。



「ありがとう。」



1番、近くにいた女子に向かって言うとその子は顔を真っ赤にさせて倒れる。