貴方に夢を。私に心を。


だから…。



だから、私は嫌いなのよ。



自分の事が。



世界で一番。



「あ〜、悪かったよ〜。で〜、話っつぅ〜のはなぁ〜…。」



変に間を置く。




これから言う事が予想できるから、つまらない。



「どうせ、“オリコンチャート1位だ”とか言うんでしょ?ありきたりすぎてつまらないわね。」



呆れた顔で洋平を見れば、ニヤリと気持ち悪い顔でこちらを見ていた。



「…何?気持ち悪い…。」