貴方に夢を。私に心を。


皆は理事長に反論するような勇者はいなかった。



私も私で、今まで幸平にお世話になってるから幸平の頼みは断れない。



幸平がこの親睦会でショッピングに連れて行ってくれるということで渋々OKした。



やっとのことで全て終わり、深く息を吐く。



そういえば。と思って封筒を開ける。



そこからは、鍵が3つとメモが1枚出てきた。



メモを見てみるとそこには鍵に刻まれている番号と同じ数字が書いてある。




どうやら、3人部屋と2人部屋があるらしい。