貴方に夢を。私に心を。


「だな〜。早く行くか〜。」



雪夜の言葉で皆が動き出した。



でも、



「また、リムジン……。」



ポツリ呟く啓。



そして、中に入るとそこには



「やあ。」



理事長である幸平がいた。



それをスルーして隣に座る。



「えぇ!なんで、レーちゃんそんな普通なのぉ⁉︎」



「なんか、変なことでもある?」



春の叫びにすかさず幸平が威圧感たっぷりに言い放つ。