貴方に夢を。私に心を。


「じゃあ、柚、春、行きましょうか?」



「うん、行こー!」



そう行って、2人は船に向かって歩き出す。



後ろを見れば、まだ固まってる3人(+寝てる人が1人)。



「春ー。早く乗り込みましょう?」



「レーちゃん、あとの人はぁ?」



「なんのことかしら?」



白々しく、小首をかしげるレーちゃん。



スルーですか⁉︎



……………まあ、いっか。



そう思って2人の後を追いかけた。