貴方に夢を。私に心を。


「…えっと…ね。レイちゃんが全部やってくれたんだって…。」



「何を?」



アオイくんに訳がわからないという風に聞き返しされる。



「…親睦会の…仕事。」



ポツリ、呟いた言葉に皆の目が見開かれた。



「…え?ウソだよ…ね?だってあの量だよ?あれを2週間で?そんな事したら、体壊しちゃうよ?」



ハルくんに答える代わりに完成されている資料を渡した。



それを受け取ったハルくんはペラペラとページをめくる。



「…ホント…だ…。」