ない。








しばらくってか相当歩いたと思う。





全然宿泊施設が見えてこない。



気がつくとすでに太陽はアタイと学の頭の上にあった。



ジリジリと焼かれている気がする。



暑い。

まだ5月なのに。



「学…どうする?全然つかないよ?」






最初は学と2人で居られるならと思っていたが、流石にキツくなってきた。