「…よし、俺も先生として頑張らないとな。あ、そうだ。これ、明日から始まる本格的な練習にと思ってな…。」
私は新先輩に教えてもらっている間、練習には参加していなかった。教育担当の翔、それに宇佐木くんと爽汰先輩には迷惑をかけているかもしれないけど、私が参加する頃には、私も皆も強くなっている…。そう期待していた。
そして…ついに明日、私も練習に参加する。
「…あの、これですか…?」
そんな熱意は、先輩の持ってきたあるものによって簡単に打ち砕かれてしまった。
「トリストのために俺が開発した新器具、その名も『トリスト養成ギプス』だ!」
私は新先輩に教えてもらっている間、練習には参加していなかった。教育担当の翔、それに宇佐木くんと爽汰先輩には迷惑をかけているかもしれないけど、私が参加する頃には、私も皆も強くなっている…。そう期待していた。
そして…ついに明日、私も練習に参加する。
「…あの、これですか…?」
そんな熱意は、先輩の持ってきたあるものによって簡単に打ち砕かれてしまった。
「トリストのために俺が開発した新器具、その名も『トリスト養成ギプス』だ!」



