泉のほとりには…黒服が三人。
「ディゾン…。」
「さぁ、来てもらおうか!」
「待て。」
黒服の一人が攻撃魔法を詠唱しようとするが、それをもう一人の黒服が止めた。
「さて…三浦結乃、まずは礼を言わなくてはな。」
「礼…?」
「魔吸石の所持者が、知っている人物で助かった。」
「…私の事、知ってるの?」
黒服は服を脱いだ。そこには…。
「…あなたは…!」
「久しぶりだな、三浦結乃。トリスト以来だな。」