風樹「はははー」

パパの豪快な笑いが響いた。

ママもクスクスと笑っている。

風樹「お前達を試しただけなんだ。琥珀と瑠璃をお見合いさせようとしてたからな。いやーよかった、よかった」

琥珀・瑠璃「えっ?」

璃子「私達は全然OKよ」

風樹「琥珀のいいところなんて瑠璃より知ってる気がするがな」

瑠璃「私の方が知ってるもん!」

璃子「瑠璃、変わったわね」

瑠璃「えっ?」

璃子「今まで私達に口答えしてこなかったじゃない?今初めてされて少し嬉しかったわ。瑠璃の本心を知れて」

瑠璃「ママ…」

璃子「あらあら、泣かないで?せっかくの綺麗な服が…」

風樹「瑠璃のこと頼んだよ、琥珀」

琥珀「はい!瑠璃さんを幸せにします!」