「 夢。いちかちゃんが死んだのは、お前のせいじゃない。
いちかちゃんの運命がそうさせたんだ
夢は悪くない。

夢が今できることは…いちかちゃんに声をかけてあげること。

今ここにいなくても、夢のことを天国で見てるはずだから。



そして、いちかちゃんの分まで生きること。


それだけだ。」




「 そう、だね。
私が生きなきゃ。」





「 ああ。」





いちかが生きたかった分、私が生きる。


生きて、この世の素晴らしさを天国のいちかに伝える。