そして、二回目。
今度はルーと僕だけが四角形の箱の中にいます。
でも僕は、ルーに近づく事が出来ません。

足が動かず俯いているルーの頭を
撫でてやる事ができません。

悔しかったです。
夢で会えるならそれでいいと思いました
夢の中でならまた触れてもいいと思いました。

ですが夢はそれを許しませんでした。
僕はルーが夢を見せてるんではないかと思います。

僕に何か言いたくて、伝えたくて
夢を見せてるんだと思いました。

まだ夢は見るような気がします。
その時は触れられるといいな。

憂鬱猫が天国から僕に夢を運んできます

今なら最後に言いたい言葉が言えます。


また生まれ変わったら僕の所においで。






END