引っ越す前の家では
鬱気味で、暗い所を好み
良く植物の所で座って俯いてました。

はじめは人に警戒心が強く
来客者にも容赦なく牙を向いて
怪我をさせることが多々ありました。

小さかった僕は、ルーが嫌いでした。
懐いてくれる動物にしか興味がなかったのかもしれません。

ですが、ある時ルーが僕の膝に乗ってきたので、撫でてあげたんです。

そして初めてルーの喉から
「ゴロゴロ…」と甘えてくる声が聞こえたんです。

そこから凄く可愛く思えて
何をするにも、ルーを可愛いがったのを覚えています。