「え?翔はいつも熱心だよ。夢中でボール蹴ってる。けど最近、茶道部を気にしてるんだよな…ま、俺の思い違いかもしれないけどな」 茶道部…? 「そうですか…ありがとうございます!翔のお世話よろしくお願いします!蒼太先輩!」 「任せとけ!じゃぁ鈴香と真夏ちゃん、気をつけて!」 「はい!」 「じゃーね蒼ちゃん!」 あたしと鈴香さんはこの建物の屋上にある大浴場へ向かった。 それにしても翔… 茶道部に気になる人でもいるのかな? ってかゆりのこと、どう思ってるんだろう… あー!気になる!