「あ、お前昨日駅で電車に乗り遅…」
「あー!きっ…昨日駅混んでましたよね…あははは…」
とっさき大声で瞬一先輩の言おうとしたことを遮った。
ここには涼助先輩がいるのに、もし乗り遅れたなんてバラされたら…
すごい恥ずかしいし!
「…」
げっ!
瞬一先輩めっちゃ機嫌悪そう…
「じゃっ…あたし着替えてきますね!」
「…おい、お前ちょっとまて」
へっ!?
「あたしですか!?」
「他に誰がいる」
そうですよね…あははは…
…めっちゃ怖いよぉ!!!
助けて涼助先輩!
後ろを振り返ってみると誰もいなかった。
あれ!?
さっきまでいたよね!?

