瞬一先輩に指定された場所…とはいっても、さっきまで自分の座っていたところに座る。 すぐに瞬一先輩があたしの太ももに頭をのせた。 「あっ…あのっ…瞬一先輩…」 「…なに?」 「なんで…膝枕…なんですか?」 「あ?ベンチ硬いから」 ベンチ硬いから。 そ…それだけ? …それだけだよね。 今、なんて答えを期待したんだろ… あぁ…あたしってバカ… 「…何?キスしてほしいわけ?」 はっ!?