「じゃぁ俺と瞬一、体慣らしてくるね」 先輩達はタオルを持ってプールへと向かった。 あたしは2階の観覧席へと向かう。 そこには… 「一樹さん…」 「真夏ちゃん!おはよう」 昨日の事を思い出して、何も言えなくなる… 何か言わなきゃ… 「真夏ちゃん…昨日言いたかったんだけど…もし俺が今回の大会で瞬一に勝ったら…俺とデートしてくれない?」 デ…デート!? うっ…うそでしょ!? 「デートですかっ!?」