「…なんであいつと一緒にいた?」 「それは…それより、打ち合わせしましょ!」 「あんなのウソだ。で?なんであいつと一緒にいた?」 あたしは温泉を出た後の出来事を全て話した。 「…俺から離れるなって言っただろ」 「でもそんなの無理です!あたしだって色々あるんですっ!」 瞬一先輩… 目がさっきより怖い… 瞬一先輩が…あたしに向かって歩いてくる。 後ろにさがったけど、後ろには壁しかない。 「ちょっ…せっ…先輩っ!」