「瞬一先輩!涼助先輩!あたしチェックインしてきますね!」




自分の荷物を地面に置いた。





「待て」







瞬一先輩?





「…あとででいい」




「チェックインですか?でも早く先輩達部屋で休んだ方が…」





「いいって言ってんだろ」





うっ…





「…はぁい…」






「じゃぁ俺行ってくるよ。真夏ちゃんは瞬一とここにいてね」




涼助先輩は荷物を置いて、旅館に走って行ってしまった。