「痛い痛い!何するのぉ――ッッ!!」

「何するのーじゃない!ノックもなしに勝手に上がり込むヤツがありますかこの子は!」

「い゛だいってばぁ!謝ればいいんでしょ謝ればぁ!どうも…すいませんでしたッ」

「どこぞのお笑い芸人か!土下座しなさい土下座を!」

「嫌だ!私は姫なんだから!」

「じゃあ私は女王様よ!」

「似合わないの!」

「黙らっしゃい!」





………………。


目の前で繰り広げられる戦い(?)に、あたしとカイトは呆然としていた。

今、目の前で戦いをしているのは、神永姫華と……





……小町さん。





…え、なんすかこの組み合わせ。


姫華のこめかみを上からグリグリやっている小町さんに、あたしは唖然とするばかり。







『見つけた!』


と、突然飛び込んできた姫華の後に、バタバタと慌ただしく足音を立てて、


『お邪魔しますぐらい言いなさいこのバカ!』


ゴンッ!と姫華の頭上にげんこつを一発落としつつリビングに入って来た小町さん。

そして、現在の戦いにまで発展したわけだが。




何故に、小町さんと、姫華が?