君と歩く



そこにいたのは、結城さんだった。

「な…んで?」

どうしてうちに来たの?
お兄ちゃんと、知り合いなの?

あたしの後ろを続けて、階段を降りてきたお兄ちゃん。

「お!結城〜!きたんだなぁ!」

陽気な声を上げてお兄ちゃんは、結城さんが来たことを喜んでいた。

「お邪魔します。
優里ちゃん、久しぶりだね」

あの優しい声で、少し微笑んでいる結城さん。
すごくかっこよくて、見惚れてしまった。
続けて結城さんは言葉を繋げた。