君と歩く


「…あら。思ったよりも早く目が覚めたみたいね…。」

落ち着いた声を演じながらも、焦りを隠せない都美。


「…鈴木未紗。これ、あんたの制服。早く着ないと、次こそ襲われるよ」

そう言って未紗に制服を渡したのは、

「鍋郷さん…?」

薫だった。