君と歩く


「優里が、あの日から連絡くれなくなっただろ?俺、なんかしたかなぁって思ってたんだよね…。今日、突然会いたいなんて言うから、…ふられるかと思ってたし。」

顔を赤くしながら、不安そうな目をして俯く。
本当は、年上だけどこの顔、年下にしか見えないかも。

だから、会った時に『少し怖いけど』なんて言ったの?

「ふる?そんなわけないじゃん!何言ってんの…」

その時、ふわっと結城の匂いが目の前いっぱいに広がった。

「不安にさせてごめん…。」

ぎゅっとあたしを抱きしめた。
そっと、結城の背中に手をまわす。