君と歩く


全部あたしの、勘違いだったってこと…?

安心したからか、体の力が全て抜けてブランコから落ちて地面にぺたんと座り込んでしまった。

「ゆっ…優里っ?!」

あたしの突然の行動に結城は戸惑っている。

戸惑いたいのは、あたしの方なんだけどな。

「な…なにそれ…。あたし、結城が優愛さんの事好きなのかと思ってた。ふられる覚悟だったもん…。」

「…だからか。」

納得したように頷いている。
口元を緩ましながら。
この顔…、あたしに好きって言ってくれた時の顔だ。

大人の男、を演じようとして、照れているのを隠してるのをあたしは知ってる。

…あたし、愛されてたんだね。