君と歩く

「あたし、見たんだよ。結城が、あたしの家に教科書忘れた日ね、届けに行こうって思って結城の家に行ったんだよ。」

涙が止まらないし、息が苦しい。
言葉に詰まりながらも、必死に言葉をつなげる。

「その時、優愛さんにうちに来いって、優愛の腰振りは最高だって…。ねぇ、あたしが、そういう行為しないから?だから、あたしじゃだめなの?」

「違う!それはっ…」

結城の言葉には、耳も傾けなかった。
聞きたくない。
どうせ言い訳でしょ?

「確かに、優愛さんは、あたしと違って可愛いもんね。性格もいいんだろうな。でもね。あたしだって結城が好きだもんっ…!」