初恋は雪のように溶けて


「まあそれは置いといて、さっき男子に呼び出されたの、やっぱ告白?」

そう彩華に聞かれ、こくんと頷く。

「今回もフったの?」

次は奈美にそう聞かれ、私は再び頷く。