「えっと…白石 優姫さん…だよね?」 あの人は私にそう問いかけると、私は頷く。 「あ、良かった。 昨日はあれから大丈夫だった?」 その問いかけにも私はただ頷くだけだった。 「そっか。無事で良かった!」 と笑顔であの人は言う。 その瞬間、私の胸がドクンといった。 そのまま、ドキドキといっている。 なんだか、胸がきゅーって、苦しくなる感じ。 なんだろう、この気持ちは…